“無惨”のいろいろな読み方と例文
旧字:無慘
読み方割合
むざん93.5%
むざ4.3%
むごたら2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟻や蠅でさえ生きていられる世の中に、人間が食えなくなって生きていられないという世の中は、無惨むざんなものといわねばなりません。
仕て居る者です(荻)それなら矢ッ張り女では無いか女より外に入毛などする奴は無いから(大)そうです私しも初はそう思いましたけれどうも女が斯う無惨むざ/\と男を
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
雲のように立ち上る砂塵、踏みにじられた川岸の花、死にかかっている馬や牛、ここにある物は何も彼も、一切無惨むごたらしく破壊されてある。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)