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無慘
ふりがな文庫
“無慘”のいろいろな読み方と例文
新字:
無惨
読み方
割合
むざん
85.7%
むごたら
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むざん
(逆引き)
義兄の甚五兵衞を
無慘
(
むざん
)
に殺して、その罪を甥の彦太郎になすりつけ、今度は專三郎を殺して、お筆を罪に
陷
(
おと
)
さうとした。
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
楯
(
たて
)
に受ると見えしが
無慘
(
むざん
)
や女は一聲きやつと
叫
(
さけ
)
びしまゝに切下げれば
虚空
(
こくう
)
を
掴
(
つか
)
んでのた
打
(
うつ
)
間
(
ひま
)
に雲助又も
棒
(
ぼう
)
追取
(
おつとり
)
上臺が
膝
(
ひざ
)
を横さまに
拂
(
はら
)
へば
俯伏
(
うつふし
)
に倒るゝ所を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
無慘(むざん)の例文をもっと
(6作品)
見る
むごたら
(逆引き)
前の日に掃除に來た時二人は
屹立
(
そばだ
)
つた恐ろしい斷崖を見上げて
氣臆
(
きおくれ
)
がし、近くの眞砂町の崖崩れに壓し潰された老人夫婦の
無慘
(
むごたら
)
しい死と思ひ合はせて、心はむやみに暗くなつた。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
無慘(むごたら)の例文をもっと
(1作品)
見る
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
慘
部首:⼼
14画
“無慘”で始まる語句
無慘々々
検索の候補
無慘々々
“無慘”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
作者不詳
樋口一葉
野村胡堂