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屹立
ふりがな文庫
“屹立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きつりつ
88.9%
きった
4.8%
つゝた
1.6%
そそりた
1.6%
そばだ
1.6%
つった
1.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きつりつ
(逆引き)
五六
本
(
ぽん
)
屹立
(
きつりつ
)
した
樅
(
もみ
)
の
木
(
き
)
は
引
(
ひ
)
つ
扱
(
こ
)
いた
樣
(
やう
)
な
梢
(
こずゑ
)
が
相
(
あひ
)
倚
(
よ
)
つて、
先刻
(
さつき
)
から
明
(
あ
)
かるい
光
(
ひかり
)
を
厭
(
いと
)
ふ
踊子
(
をどりこ
)
を
掩
(
おほ
)
うて一
杯
(
ぱい
)
に
陰翳
(
かげ
)
を
投
(
な
)
げて
居
(
ゐ
)
たのであるが
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
屹立(きつりつ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
きった
(逆引き)
間もなく眼の前に
屹立
(
きった
)
っている長崎随一の支那貿易商、
福昌号
(
ふくしょうごう
)
の裏口に在る地下室の小窓から
臭
(
にお
)
って来ることがわかった。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
屹立(きった)の例文をもっと
(3作品)
見る
つゝた
(逆引き)
私
(
わたくし
)
は
此時
(
このとき
)
まで
殆
(
ほと
)
んど
喪心
(
そうしん
)
の
有樣
(
ありさま
)
で、
甲板
(
かんぱん
)
の
一端
(
いつたん
)
に
屹立
(
つゝた
)
つた
儘
(
まゝ
)
、
此
(
この
)
慘憺
(
さんたん
)
たる
光景
(
ありさま
)
に
眼
(
まなこ
)
を
注
(
そゝ
)
いで
居
(
を
)
つたが、ハツと
心付
(
こゝろつ
)
いたよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
屹立(つゝた)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
そそりた
(逆引き)
最早そこにはあの
屹立
(
そそりた
)
つた岩石もなかつた。あのすさまじい濁流もなかつた。危い崖の路もなかつた。渓は唯静かに
舒
(
のび
)
やかに流れた。
山間の旅舎
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
屹立(そそりた)の例文をもっと
(1作品)
見る
そばだ
(逆引き)
前の日に掃除に來た時二人は
屹立
(
そばだ
)
つた恐ろしい斷崖を見上げて
氣臆
(
きおくれ
)
がし、近くの眞砂町の崖崩れに壓し潰された老人夫婦の
無慘
(
むごたら
)
しい死と思ひ合はせて、心はむやみに暗くなつた。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
屹立(そばだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つった
(逆引き)
その北穂高の東北に接し、槍と同形の峰が二百尺ばかりも
屹立
(
つった
)
っている、小槍とでもいいたい、が穂高の所属だから、剣ヶ峰というておく。
穂高岳槍ヶ岳縦走記
(新字新仮名)
/
鵜殿正雄
(著)
屹立(つった)の例文をもっと
(1作品)
見る
“屹立”の意味
《名詞》
屹 立(きつりつ)
山や建造物などが高くそびえ立つこと。
人が少しも動かずに立っていること。
そびえ立つように、あるいは動かずに立つように存在すること。
陰茎が勃起すること。
(出典:Wiktionary)
屹
漢検1級
部首:⼭
6画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“屹”で始まる語句
屹
屹度
屹然
屹々
屹驚
屹坐
屹水下
屹崛峨々
屹度可相立旨
検索の候補
屹度可相立旨
“屹立”のふりがなが多い著者
押川春浪
小島烏水
アーサー・コナン・ドイル
ギ・ド・モーパッサン
与謝野寛
ワシントン・アーヴィング
ロマン・ロラン
吉川英治
柳田国男
永井荷風