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『名娼満月』
ふりがな文庫
『
名娼満月
(
めいしょうまんげつ
)
』
人皇百十六代桃園天皇の御治世。徳川中興の名将軍吉宗公の後を受けた天下泰平の真盛り。九代家重公の宝暦の初めっ方。京都の島原で一と云われる松本楼に満月という花魁が居た。五歳の年に重病の両親の薬代に代えられた松本楼の子飼いの娘ながら、名前の通り満 …
著者
夢野久作
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「富士」1936(昭和11)年4月15日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約38分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
此方
(
こんた
)
危険
(
やば
)
東
(
こち
)
冷笑
(
あざわらい
)
某
(
かれ
)
仔細
(
ことわり
)
眩
(
く
)
悉
(
つ
)
風采
(
ようす
)
面
(
も
)
痴呆
(
ほう
)
前触
(
しらせ
)
参
(
ま
)
閉
(
ふさ
)
穢
(
よご
)
成長
(
おおき
)
情
(
こころ
)
面
(
づら
)
舵取
(
かんどり
)
表情
(
かおつき
)
昨夜
(
ゆんべ
)
縁
(
べり
)
嫖客
(
おきゃく
)
辛
(
つ
)
空
(
くう
)
六花
(
むつばな
)
弥
(
み
)
南
(
な
)
南風
(
はえ
)
賭
(
は
)
配合
(
とりあわせ
)
在
(
おわ
)
押借
(
おしが
)
押
(
おし
)
碇泊
(
かか
)
揉合
(
もみわ
)
葛蔓
(
くずかずら
)
愛
(
いと
)
窺
(
のぞ
)
煽立
(
おだ
)
無
(
む
)
顔
(
かんばせ
)
芳香
(
かおり
)
後退
(
あとしざ
)
先
(
せん
)
後
(
うしろ
)
被
(
おお
)
離
(
はなれ
)
繻子
(
じゅす
)
吐
(
ぬ
)
実
(
げ
)
美味
(
おいし
)
柄
(
つか
)
透
(
とお
)
外
(
はず
)
退引
(
のっぴ
)
眩
(
くら
)
捉
(
つか
)
苛
(
さいな
)
草木
(
そうもく
)
摧
(
くじ
)
愚昧
(
おろか
)
怨恨
(
うらみ
)
思召
(
おぼしめし
)
芳香
(
におい
)
忝
(
かたじけ
)
支
(
つか
)
敢
(
あ
)
敵
(
かな
)
後
(
のち
)
方々
(
かたがた
)
計
(
ばか
)
幼少
(
おさな
)
平生
(
いつも
)
干鰯
(
ほしいわし
)
映
(
さ
)
川底
(
かわそこ
)
川堤
(
かわどて
)
岳
(
だけ
)
屹立
(
きった
)
屍鬼
(
しにん
)
尽
(
ことごと
)
腮
(
あぎと
)
小手
(
ごて
)
小倉
(
おぐら
)
賭博
(
ばくち
)
家鳴
(
やなり
)
普通
(
なみ
)
暗
(
やみ
)
身共
(
わて
)
妖怪
(
ばけもの
)
闇
(
くら
)
頽雪
(
なだ
)
勝
(
すぐ
)
阿片
(
アヘン
)
阿
(
あ
)
厭
(
いと
)
比喩
(
たとえ
)
仏
(
ぶつ
)
刻
(
きざ
)