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嫖客
ふりがな文庫
“嫖客”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひょうきゃく
31.3%
ひょうかく
31.3%
きゃく
18.8%
へうかく
6.3%
おきゃく
6.3%
ひようきやく
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょうきゃく
(逆引き)
いつの頃か、お千代という
眉目
(
みめ
)
のすぐれた売笑婦が、浜町の
菖蒲河岸
(
あやめがし
)
に舟をつないで、
嫖客
(
ひょうきゃく
)
を招くに水上から
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嫖客(ひょうきゃく)の例文をもっと
(5作品)
見る
ひょうかく
(逆引き)
殿中にあって将軍大名の雑役に服するものも、遊里にあって
嫖客
(
ひょうかく
)
の興を助くるものも、みな坊主をもって呼ばれることとなる。
俗法師考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
嫖客(ひょうかく)の例文をもっと
(5作品)
見る
きゃく
(逆引き)
吉原の
情婦
(
おんな
)
にでも逢いに行く
嫖客
(
きゃく
)
を乗せて行くものらしい。が、彼はそんなことにも気がつかなかった。
賑
(
にぎ
)
やかな
廓
(
くるわ
)
の
灯
(
ひ
)
を横目に見ながら、そのまま暗い土手の上を歩きつづけた。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
嫖客(きゃく)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
へうかく
(逆引き)
本郷
界隈
(
かいわい
)
の或禅寺の住職で、名は
禅超
(
ぜんてう
)
と云つたさうである。それがやはり
嫖客
(
へうかく
)
となつて、玉屋の
錦木
(
にしきぎ
)
と云ふ
華魁
(
おいらん
)
に
馴染
(
なじ
)
んでゐた。
孤独地獄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
嫖客(へうかく)の例文をもっと
(1作品)
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おきゃく
(逆引き)
その頃、満月に三人の
嫖客
(
おきゃく
)
が附いていた。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
嫖客(おきゃく)の例文をもっと
(1作品)
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ひようきやく
(逆引き)
たとひ中村遊郭が、東洋一の建築美を誇つても、さうして今なほ木の香新らしく
嫖客
(
ひようきやく
)
の胸を打つても、やはり遊郭は旧時代の遺物である。
名古屋スケッチ
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
嫖客(ひようきやく)の例文をもっと
(1作品)
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嫖
漢検1級
部首:⼥
14画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
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嫖
嫖界
嫖緻
嫖致
嫖蕩
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