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華魁
ふりがな文庫
“華魁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おいらん
97.8%
おゐらん
2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おいらん
(逆引き)
それは宗祖紫琴女といふよりは、名ある
華魁
(
おいらん
)
のポーズです。體温にぬくめられて、
馥郁
(
ふくいく
)
として匂ふのは南蠻の媚藥でもあるでせうか。
銭形平次捕物控:283 からくり屋敷
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
本郷
界隈
(
かいわい
)
の或禅寺の住職で、名は
禅超
(
ぜんてう
)
と云つたさうである。それがやはり
嫖客
(
へうかく
)
となつて、玉屋の
錦木
(
にしきぎ
)
と云ふ
華魁
(
おいらん
)
に
馴染
(
なじ
)
んでゐた。
孤独地獄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
華魁(おいらん)の例文をもっと
(45作品)
見る
おゐらん
(逆引き)
何処からともなく
漂浪
(
さすら
)
うて来た
傀儡師
(
くぐつまはし
)
の肩の上に、生白い
華魁
(
おゐらん
)
の首が、カツクカツクと眉を振る物凄さも、何時の間にか人々の記憶から掻き消されるやうに消え失せて、寂しい寂しい冬が来る。
水郷柳河
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
華魁(おゐらん)の例文をもっと
(1作品)
見る
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
魁
漢検準1級
部首:⿁
14画
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華魁鴨
華魁草
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誰袖華魁
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