“錦木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にしきぎ80.0%
にしきゞ10.0%
ニシキギ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本郷界隈(かいわい)の或禅寺の住職で、名は禅超(ぜんてう)と云つたさうである。それがやはり嫖客(へうかく)となつて、玉屋の錦木(にしきぎ)と云ふ華魁(おいらん)に馴染(なじ)んでゐた。
孤独地獄 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
庭の清潔(きれい)なこと、赤松の一と抱えもあるのがあり、其の下に白川御影(しらかわみかげ)の春日燈籠(かすがどうろう)があり、檜(ひ)の木の植込(うえご)み錦木(にしきゞ)のあしらい、下草の様子、何やかや申分(もうしぶん)なく
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そんな事の中に、錦木(ニシキギ)を門に樹てることがある。里の男が、懸想した女の家の門へ錦木(ニシキギ)を切つて来て樹てるのである。美しい女の家の門には、村の若者によつて、沢山の錦木が樹てられる。
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)