“錦織”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にしごり75.0%
にしこうり12.5%
にしごおり12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山本、柏木、錦織にしごりなどという手強い源氏の兵と戦を交えたが何れも討ち破って攻め落し、そのまま軍は美濃、尾張を越えて進んだ。
尾張藩の勘定奉行かんじょうぶぎょう、普請役御目付おめつけ錦織にしこうりの奉行、いずれも江戸城本丸の建築用材を見分けんぶんのためとあって、この森林地帯へ入り込んで来る。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
今紫は大籬おおまがき花魁おいらん、男舞で名をあげ、吉原太夫よしわらだゆうの最後の嬌名きょうめいをとどめたが、娼妓しょうぎ解放令と同時廃業し、その後、薬師錦織にしごおり某と同棲どうせいし、壮士芝居勃興ぼっこうのころ女優となったりして
明治大正美人追憶 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)