“見分”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みわ42.9%
けんぶん26.2%
みわけ23.8%
みわか7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“見分”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション2.9%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本2.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
このように、花弁とがくとの外観が見分みわがたいものを、植物学では便利のため花蓋かがいと呼んでいる。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「だれかうま親子おやこ見分みわけることをっているか。うまく見分みわけたものにはのぞみの褒美ほうびをやる。」
姨捨山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
この老人は富士浅間せんげん流という一派を開いた人で、試合の見分けんぶんには熟練家の誉れを得ている人でありました。
「おじさん、ひとりで行って、調べてみてごらんなさい、そうすれば、わたしたち、あとから揃って見分けんぶんに行くわ」
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
草のなかに、黒赤い地が、見えたり隠れたりして、どの筋につながるか見分みわけのつかぬところに変化があって面白い。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かれ戸口とぐちつたときうちなか眞闇まつくら一寸ちよつともの見分みわけもつかなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
にはかに暑氣しよきつよくなりし八月はちぐわつ中旬なかばより狂亂きやうらんいたくつのりてひとをもものをも見分みわかちがたく
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
漸く起上って膝に付いた泥を払い、大小の抜けかゝったのをり上げ、松の根株へ片足を掛け、小左衞門が落入ったかと見おろしましたが、夕霞が深く立ってはッきり見分みわかりませんから、彼の侍が鐘ヶ淵の水面を覗き込む、途端に安国山総寧寺の夕勤めの鐘のが、微かにコーン/\と聞えました。