“老人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
としより65.4%
ろうじん20.4%
らうじん8.1%
おいびと1.9%
おきな0.8%
オウルド・ワン0.4%
じいさん0.4%
ぢいさん0.4%
オウルド・マン0.4%
とりより0.4%
わし0.4%
わたくし0.4%
をぢいさん0.4%
タンメー0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空家へ残して来た、黒と灰色とのの毛並が、老人のゴマシオ頭のように小汚ならしくなってしまっていた、老猫のことがうかんだ。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
そのは、のめずりれた老人死体を、つておろしているというで、いささかをぞつとさせるような妖気わしている。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
此書全部六巻、牧之老人漫筆ざるの稿本なり。走墨乱写し、艸画なり。老人して校訂ふ。
大伴家持が長歌の一節に、「老人女童児も、が願ふ、心ひに、撫で給ひ、治め給へば」
君臣相念 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)
初め天皇、に逢ひて、逃げましし時に、その御りし猪甘老人ぎたまひき。ここに求ぎ得て、喚び上げて、飛鳥河の河原に斬りて、みなそのどもの膝の筋を斷ちたまひき。
しかしハーキュリーズは、その不思議な姿を見るとすぐに、これこそ彼に道を教えてくれる筈の「老人」にちがいないと思いました。
加藤の家へも梅干飴を持って帰ってやると、老人老婆大悦びで、そこの家でも神棚に総燈明をあげて、大きな長火鉢を置いた座敷が綺麗に取りかたづけられて
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
主人内儀さんは一被害者をつけてた。被害者家族律義者つてる。七十ばかりに被害者老人頑固主張した。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
こう明るいところへ出てみると、リンピイ・リンプは若いくせに老人だった。全く、ちょっと年齢のはっきりしないリンピイだった。
「何かい、……この老人を、お町、お前知っとるかい。」
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
や、これはそも、老人の抜出した形かと思うたです、——誰も居ませぬ、中有の橋でな。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「どう致しましてこの老人は、ご尊父様の時代からずっとずっとお邸内に住居しているものでございますよ」
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その次は、老人でした。あごに山羊の髭のやうに白い長い髭がのびてゐました。
影絵師 (旧字旧仮名) / 桜間中庸(著)
赤嶺家の老人は朝のたんびに
鮪に鰯 (新字新仮名) / 山之口貘(著)