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老人
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おいびと
ふりがな文庫
“
老人
(
おいびと
)” の例文
大伴家持が長歌の一節に、「
老人
(
おいびと
)
も
女童児
(
をみなわらは
)
も、
其
(
し
)
が願ふ、心
足
(
たら
)
ひに、撫で給ひ、治め給へば」
君臣相念
(新字旧仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
実に甲斐のない、まことにつまらないという程の語である。「わらは」は童男童女いずれにもいい、「
老人
(
おいびと
)
も
女童児
(
をみなわらは
)
も、
其
(
し
)
が願ふ心
足
(
だら
)
ひに」(巻十八・四〇九四)の例がある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
二人の
老人
(
おいびと
)
娘と共に恙もあらで到り着きぬれば、
怜
(
うれ
)
しさ譬へむに物なかりき。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
老人
(
おいびと
)
のその眼に小さき
愛鷹
(
はしたか
)
と見え来む我か山は飛び越ゆ
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
そは
老人
(
おいびと
)
の振舞に
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
▼ もっと見る
あ
ぢ
(
イづ
)
き
無
(
な
)
く
何
(
なに
)
の
枉言
(
たはこと
)
いま
更
(
さら
)
に
小童言
(
わらはごと
)
する
老人
(
おいびと
)
にして 〔巻十一・二五八二〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“老人(高齢者)”の解説
高齢者(こうれいしゃ、Elderly)は、社会の中で他の成員に比して年齢が高い一群の成員のことである。
日本語においての高齢者について、同義語として老人(ろうじん)、年寄り(としより)、お年寄り(おとしより)などの言葉がある。また、この世代を老年(ろうねん)と称する場合がある。
(出典:Wikipedia)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“老人”で始まる語句
老人夫婦
老人等
老人達
老人側
老人株
老人気
老人虐
老人間
老人大喜
老人雑話