“おきな”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オキナ
語句割合
96.4%
老人1.5%
老翁0.7%
老夫0.7%
長老0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのに馬立てたる白髪の角扣紐どめにせし緑の猟人服に、うすきいろの帽をけるのみなれど、何となくありげに見ゆ。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「げに親子の情二人が間にらば源叔父が行末楽しかるべし。紀州とても人の子なり、源叔父の帰り遅しとに待つようなりなば涙流すものは源叔父のみかは」なる老人取繕いげにいうも真意なきにあらず。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
かの青年は孫屋の縁先に腰かけて静かにこれらをながめそのわきに一人の老翁腕こまねきて煙管をくわえ折り折りかたみに何事をか語りあいては微笑
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
すなわちこの老翁青年が親しく物言う者の一人なり。
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ここに須佐の男の命、その河上に人ありとおもほして、ぎ上り往でまししかば、老夫老女と二人ありて、童女を中に置きて泣く。ここに「汝たちは誰そ」と問ひたまひき。
諸王、諸臣、及び天下の百姓、長老は愛児を失ふがく、塩酢之昧口に在れどもめず、少幼者める父母ふが如くて、つる声、行路に満てり、耕夫を止め、舂女せず。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)