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じじい
ふりがな文庫
“じじい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
爺
70.8%
祖父
13.2%
老爺
10.4%
老夫
0.9%
老翁
0.9%
父爺
0.9%
爺々
0.9%
爺親
0.9%
老物
0.9%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爺
(逆引き)
日本文字に精通しているというだけの
爺
(
じじい
)
としか見えませんから、仕方なしに××領事の了解を経てコチラへ立たせた訳ですが、しかし
人間レコード
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
じじい(爺)の例文をもっと
(50作品+)
見る
祖父
(逆引き)
「
私
(
わし
)
にかえ。彼奴は私に肖ねえで、亡くなった
祖父
(
じじい
)
に
肖
(
に
)
たと見える。私は彼奴を見ると、祖父を思出さずにはおられやせん」
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
じじい(祖父)の例文をもっと
(14作品)
見る
老爺
(逆引き)
「鶏を……。誰に
盗
(
や
)
られたろう。又、銀山の鉱夫の
悪戯
(
いたずら
)
かな。」と、若い主人は少しく眉を
顰
(
ひそ
)
めて、
雇人
(
やといにん
)
の七兵衛
老爺
(
じじい
)
を
顧
(
みかえ
)
った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
じじい(老爺)の例文をもっと
(11作品)
見る
▼ すべて表示
老夫
(逆引き)
どこに居た処で何の
楽
(
たのしみ
)
もねえ
老夫
(
じじい
)
でせえ、つまらねえこったと思って、気が
滅入
(
めい
)
るに、お前様は、えらい
女
(
ひと
)
だ。
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
代々養なわれた
老夫
(
じじい
)
だで、横のものをば
縦様
(
たて
)
にしろと謂われた処で従わなけりゃなんねえので、
畏
(
かしこま
)
ったことは畏ったが、さてお前様がさぞ泣続けるこんだろうと、
生命
(
いのち
)
が縮まるように思っただ。
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
じじい(老夫)の例文をもっと
(1作品)
見る
老翁
(逆引き)
上では
其
(
そ
)
んなこととも知らないのであろう。大勢が声を揃えて市郎の名を呼んでいた。
其中
(
そのなか
)
には塚田巡査の
錆
(
さ
)
びた声も、七兵衛
老翁
(
じじい
)
の
破鐘声
(
われがねごえ
)
も
混
(
まじ
)
って聞えた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
塚田巡査は町の者共を従え、市郎は我家の職人や
下男
(
げなん
)
を率いて、七兵衛
老翁
(
じじい
)
に案内させ、前後二手に分れて
現場
(
げんじょう
)
へ
駈向
(
かけむか
)
った。夜の平和は破られて、幾十の人と火とが、
町尽頭
(
まちはずれ
)
の方へ乱れて走った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
じじい(老翁)の例文をもっと
(1作品)
見る
父爺
(逆引き)
で、一旦内へ
引返
(
ひっかえ
)
して、応急の薬剤と
繃帯
(
ほうたい
)
とを用意して、足早に表へ出ようとする時、七兵衛
父爺
(
じじい
)
が
寝惚眼
(
ねぼけまなこ
)
を
擦
(
こす
)
りながら裏口を
遅々
(
のそのそ
)
出て来た。
出逢頭
(
であいがしら
)
に
喫驚
(
びっくり
)
して
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
じじい(父爺)の例文をもっと
(1作品)
見る
爺々
(逆引き)
で、思い思いではあるけれども、
各自
(
めいめい
)
暗がりの中を、こう、……不気味も、
好事
(
ものずき
)
も、負けない気も
交
(
まじ
)
って、その
婆々
(
ばばあ
)
だか、
爺々
(
じじい
)
だか、
稀有
(
けぶ
)
な
奴
(
やつ
)
は、と透かした。が居ない……
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
じじい(爺々)の例文をもっと
(1作品)
見る
爺親
(逆引き)
「馬鹿
爺親
(
じじい
)
、俺の胸の肉を
剜
(
えぐ
)
らすつもりか。」
連城
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
じじい(爺親)の例文をもっと
(1作品)
見る
老物
(逆引き)
出入りの
鳶
(
とび
)
の
頭
(
かしら
)
を始め諸商人、女髪結い、使い屋の
老物
(
じじい
)
まで、目録のほかに内所から
酒肴
(
しゅこう
)
を与えて、この日一日は無礼講、見世から三階まで割れるような
賑
(
にぎ
)
わいである。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
じじい(老物)の例文をもっと
(1作品)
見る
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