“好事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうず42.9%
ものずき28.6%
かうず14.3%
よきこと3.6%
いゝこと3.6%
いいこと1.8%
こうじ1.8%
アワンチュール1.8%
コウズ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
従って、オランダ流の医術、本草、物産、究理の学問に志ある者を初め、好事の旗本富商のまでが、毎日のように押しかけていた。
蘭学事始 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
ちっと変った処で、好事に過ぎると云う方もございましょう。何しろ片寄り過ぎますんで。しかし実は席をめるのに困りました。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
依て此石を庚申塚に祭り上に泥土て光をかくす、今むしてあり。好事の人この石をへども村人あらん㕝をてゆるさずとぞ。
見慣ひて平生はすはにしは其の父母の教訓らざる所なり取譯まにて欲深く亭主庄三郎は商賣の道は知りても世事世帶は妻にゆゑ妻は好事にしてき身上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
只今も申しまする通り夜分になれば伯父の目さえければるものはないんでげすから、お若さんも伊之助も好事にして引きいれる
貴方好事を教えて上る」と娘は乗出して、「明日はゆっくりお勝さんのへ行って、一緒に小屋の内で本でも読みやれ」
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ところが、好事おおし、せっかくの白河夜船を、何者とも知れず、ポカーンとっぺたをはりつけて、かれの夢をおどろかさせた者がある。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
となくの文豪が好んでものする巴里好事にもありなる心地せられて遂に忘れぬ事の一つとはなりけり。
葡萄棚 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
まんねんぐさ 玉柏 五遂 千年柏 万年松 俗云万年 按ズルニ衡嶽志ニ謂ユル万年松ノ説亦粗ボ右ト同ジ紀州吉野高野ノ深谷石上多ク之レアリ長サ二寸許枝無クシテ梢ニ葉アリテ松ノ苗ニ似タリ好事ノ者之レヲ採テ鏡ノ[牧野いう
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)