葡萄棚ぶどうだな
浅草公園の矢場銘酒屋のたぐひ近頃に至りて大方取払はれし由聞きつたへて誰なりしか好事の人の仔細らしく言ひけるは、かかるいぶせき処のさまこそ忘れやらぬ中絵にも文にもなして写し置くべきなれ。後に至らば天明時代の蒟蒻本とも相並びて風俗研究家の好資料 …
作品に特徴的な語句
好事アワンチュール みの 逃出のがれい 飛出とびいづ とおり ことな 撫肩なぜかた 見上みあぐ なに あが 浮出うかびいづ 一日いちにち 巴里パリー のち ふさ 家名いえな いざな 一葉いちよう 取出とりいだ たま たらい 盃洗はいせん 隠家かくれが 町家まちや よし 田舎いなか 障子しょうじ 風情ふぜい すす しか 火影ほかげ 一度ひとたび 濁江にごりえ 矢場やば 精舎しょうじゃ 絆纏はんてん 結綿ゆいわた 羽織はおり 肩揚かたあげ 落葉おちば 麦酒ビール 葡萄ぶどう あぶ たもと たれ ふすま 可笑おか ちまた 小路こうじ 小暗おぐら 孫綮そんけい 好事こうず ゆうべ 土塀どべい 唐人とうじん 年増としま そば 伝法でんぽう 二十はたち うち 一間ひとま 一茶いっさ 一総ひとふさ 時雨しぐれ 浅間あさま 浅草あさくさ えのき 栗鼠りす 柳浪りゅうろう きた 木魚もくぎょ いわ 浴衣ゆかた かた ふみ 戯著ぎちょ ものう たちま 庫裡くり