“落葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おちば78.6%
らくよう11.4%
らくえふ7.1%
から1.4%
くず1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君が御名(みな)得(え)し祐(さち)の井の、井(ゐど)のほとりの常磐木(ときはぎ)や、落葉木(らくえふぼく)の若葉(わかば)して、青葉(あをば)となりて、落葉(おちば)して、年(とし)また年と空宮(くうきう)に年は遷(うつ)りぬ四十五(しじふいつ)。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
下巻は浅草観音堂の屋根に群鴉(ぐんあ)落葉(らくよう)の如く飛ぶ様を描き、何となく晩秋暮鐘の寂(さび)しきを思はせたるは画工が用意の周到なる処ならずや。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
つくづくと見れば花にもいやまさる落葉(らくえふ)の美(び)を誰か知るらむ
閉戸閑詠 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
白頭の嶺を越え、落葉(から)松の林を越え
間島パルチザンの歌 (新字旧仮名) / 槙村浩(著)
今日は兄夫婦と男とお増とは山へ落葉(くず)をはきに行ったとの話である。僕は民さんはと口の先まで出たけれど遂(つい)に言い切らなかった。母も意地悪く何とも言わない。
野菊の墓 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)