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群鴉
ふりがな文庫
“群鴉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぐんあ
80.0%
むらがらす
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐんあ
(逆引き)
下巻は浅草観音堂の屋根に
群鴉
(
ぐんあ
)
落葉
(
らくよう
)
の如く飛ぶ様を描き、何となく晩秋暮鐘の
寂
(
さび
)
しきを思はせたるは画工が用意の周到なる処ならずや。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
同時に老女の水瀬、
侍女
(
こしもと
)
の懐剣も、御方の身を護って重左を防いだ。一方では
群鴉
(
ぐんあ
)
に似たる黒装束が再び
堰
(
せき
)
を切ってこんがらとせいたかを対手に火を降らして斬り結ぶ。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
群鴉(ぐんあ)の例文をもっと
(4作品)
見る
むらがらす
(逆引き)
群鴉
(
むらがらす
)
が啼き声を高く上げて、
神使
(
つかわしめ
)
のように飛んで行く。次第に路も平坦となり、ポツポツ人家が見えて来た。やがて繁華な城下へ出たが、これぞ飯田の町であった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
群鴉(むらがらす)の例文をもっと
(1作品)
見る
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
鴉
漢検1級
部首:⿃
16画
“群”で始まる語句
群
群集
群青
群衆
群立
群雀
群島
群来
群山
群禽
“群鴉”のふりがなが多い著者
吉川英治
国枝史郎
永井荷風
萩原朔太郎