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群鴉
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ぐんあ
ふりがな文庫
“
群鴉
(
ぐんあ
)” の例文
下巻は浅草観音堂の屋根に
群鴉
(
ぐんあ
)
落葉
(
らくよう
)
の如く飛ぶ様を描き、何となく晩秋暮鐘の
寂
(
さび
)
しきを思はせたるは画工が用意の周到なる処ならずや。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
同時に老女の水瀬、
侍女
(
こしもと
)
の懐剣も、御方の身を護って重左を防いだ。一方では
群鴉
(
ぐんあ
)
に似たる黒装束が再び
堰
(
せき
)
を切ってこんがらとせいたかを対手に火を降らして斬り結ぶ。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
年暮れて冬寒く、
群鴉
(
ぐんあ
)
何の行く所ぞ! 魂の家郷を持たない芭蕉。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
群鴉
(
ぐんあ
)
が、黒く飛んでいた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
鴉
漢検1級
部首:⿃
16画
“群”で始まる語句
群
群集
群青
群衆
群立
群雀
群島
群来
群山
群禽