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堰
ふりがな文庫
“堰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せき
52.5%
せ
43.9%
ゐぜき
1.2%
セ
1.2%
いせき
0.8%
ゐで
0.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せき
(逆引き)
しかしながら河川が平穏のときに、堤防や
堰
(
せき
)
を築き運河を掘っておくなら、
洪水
(
こうずい
)
となってもその暴威と破壊から
免
(
まぬか
)
れることができる。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
堰(せき)の例文をもっと
(50作品+)
見る
せ
(逆引き)
所歓
(
いろ
)
は
堰
(
せ
)
いて了ふし、
旦那取
(
だんなとり
)
は為ろと云ふ。そんな
不可
(
いや
)
な
真似
(
まね
)
を為なくても、立派に行くやうに私が稼いであるんぢやありませんか。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
堰(せ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ゐぜき
(逆引き)
霜ふかき野川の
堰
(
ゐぜき
)
、今朝もまた氷張りけり。その川の
両側
(
もろがは
)
つづき、隙間なく枯木つづけり。あなあはれ立枯並木。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
堰(ゐぜき)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
セ
(逆引き)
佐保川の水を
堰
(
セ
)
き入れた庭の池には、
遣
(
ヤ
)
り水傳ひに、川千鳥の啼く日すら、續くやうになつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
堰(セ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いせき
(逆引き)
山の根から
湧
(
わ
)
いて流るる、ちょろちょろ水が、ちょうどここで
堰
(
いせき
)
を落ちて、
湛
(
たた
)
えた底に、上の鐘楼の影が映るので、釣鐘の清水と言うのである。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
堰(いせき)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゐで
(逆引き)
伊香保
(
いかほ
)
ろのやさかの
堰
(
ゐで
)
に
立
(
た
)
つ
虹
(
ぬじ
)
の
顕
(
あらは
)
ろまでもさ
寝
(
ね
)
をさ
寝
(
ね
)
てば 〔巻十四・三四一四〕 東歌
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
堰(ゐで)の例文をもっと
(1作品)
見る
“堰”の解説
堰(せき)とは、河川の流水を制御するために河川を横断する形で設けられるダム以外の構造物で堤防の機能をもたないものをいう。
(出典:Wikipedia)
堰
漢検準1級
部首:⼟
12画
海・河川に関する言葉
鯨骨
高潮
逆流
逆川
蛇行
荒磯
航海
磯
白砂青松
灘
瀬
潮汐
潜水
漂流
渡河
渓流
渇水
清流
淵
深海魚
...
“堰”を含む語句
大堰
堰堤
大堰堤
堰止
大堰川
井堰
堰塞
堰杙
馬堰棒
目堰
堰留
堰口
大洗堰
小堰
二挺堰
堰料
竹堰
目堰笠
堰切
疏通堰
...
“堰”のふりがなが多い著者
吉川英治
谷崎潤一郎
泉鏡太郎
北原白秋
中里介山
野口雨情
山本周五郎
泉鏡花
林不忘
幸田露伴