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堰
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いせき
ふりがな文庫
“
堰
(
いせき
)” の例文
山の根から
湧
(
わ
)
いて流るる、ちょろちょろ水が、ちょうどここで
堰
(
いせき
)
を落ちて、
湛
(
たた
)
えた底に、上の鐘楼の影が映るので、釣鐘の清水と言うのである。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
四辺
(
あたり
)
に似ない大構えの空屋に、——二間ばかりの
船板塀
(
ふないたべい
)
が水のぬるんだ
堰
(
いせき
)
に見えて、その前に、お
玉杓子
(
たまじゃくし
)
の
推競
(
おしくら
)
で群る
状
(
さま
)
に、大勢
小児
(
こども
)
が
集
(
たか
)
っていた。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“堰”の解説
堰(せき)とは、河川の流水を制御するために河川を横断する形で設けられるダム以外の構造物で堤防の機能をもたないものをいう。
(出典:Wikipedia)
堰
漢検準1級
部首:⼟
12画
“堰”を含む語句
大堰
堰堤
大堰堤
堰止
大堰川
井堰
堰塞
堰杙
馬堰棒
目堰
堰留
堰口
大洗堰
小堰
二挺堰
堰料
竹堰
目堰笠
堰切
疏通堰
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