“湧”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
95.3%
わか1.6%
わき1.4%
0.6%
わい0.4%
わく0.4%
あふ0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“湧”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語34.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語9.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
太い孟宗もうそうの節を抜いて、深く埋めた中から水がき出て、そこいらのいねにみずがかかる仕掛しかけであった。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
逸作は、こういう桁外けたはずれの企てには興味さえかす男であった。「外遊を一年も延ばしたらその位の金は生み出せる」
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
まなこは痛恨の涙をわかして、彼は覚えず父のおもてにらみたり。直行は例のうそぶけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
毎日二時過ぎると小さなおかまでお湯をわかして、たらいへ行水のお湯をとってくれた。
肉体の苦痛をえ忍ばされたあとでは、そうした男に対する反撥心はんぱつしんが、彼女の体中にわきかえって来た。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
そんな優しい心持ちのわきだすのを老伯自身さえ不思議に思ったほどであろう。
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
その時、高天タカマ大御祖オホミオヤのお示しで、中臣のオヤ押雲根命オシクモネ、天の水のグチを、此二上山にところまで見とゞけて、其後久しく 日のみ子さまのおめしの湯水は、代々の中臣自身、此山へ汲みに參ります。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
その時、高天タカマ大御祖オホミオヤのお示しで、中臣のオヤ押雲根命オシクモネ、天の水のグチを、此二上山にところまで見とゞけて、其後久しく、日のみ子さまのおめしの湯水は、代々の中臣自身、此山へ汲みに參ります。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
其處そこ學校がくかうたて決心けつしんかれこゝろわいたのです
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
今この迷をまして文明独立の本義を知らせようとするには、天下一人でもその真実の手本を見せたい、またおのずからその方針に向う者もあるだろう、一国の独立は国民の独立心からわいて出てることだ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
また、かの善光寺地震の際の大崩落地として有名な、同じく更級郡更府村のわく池という部落でありますが、今もなおその地盤が安定しないので困っております。
自力更生より自然力更生へ (新字新仮名) / 三沢勝衛(著)
うはさきし靈妙れいめうはたらきは少しも見せず、雲のわくなどいふ不思議ふしぎしめさないので、何時いつしか石のことは打忘うちわす
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
路に沿うて、多くの場所では、美味な冷水が岩からあふれ出し、馬や牛の慰楽のためにその水を受ける、さっぱりした、小さな石槽いしぶねが置いてある。