“湧水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わきみず50.0%
ゆうすい30.0%
みづ10.0%
わきみづ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところどころには湧水わきみずもあり、又みちの砂だってまっ白で平らでしたから耕一は今日も足駄あしだをぬいで傘と一緒いっしょにもって歩いて行きました。
風野又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ほりは深く、幅も広い。本能寺のそれとはちがって満々と水をたたえている。どこかに自然と湧水ゆうすいがあるとみえて、蒼々あおあおさざなみたてて澄んでいた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
カアキイ色の一人の兵隊がいきなり向ふにあらはれて青い茂みの中にこゞむ。さうだ。あそこに湧水わきみづがあるのだ。
秋田街道 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)