“わきみず”の漢字の書き方と例文
語句割合
湧水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小十郎がすぐ下に湧水わきみずのあったのを思い出して少し山を降りかけたらおどろいたことは母親とやっと一歳になるかならないような子熊と二ひきちょうど人が額に手をあてて遠くを
なめとこ山の熊 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
あれは合理的ごうりてきだと思う。湧水わきみずがないので、あのつつみへけた。こおりがまだどてのかげには浮いているからちょうど摂氏零度せっしれいどぐらいだろう。十二月にどてのひびをめてから水は六分目までたまっていた。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)