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湧水
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わきみず
ふりがな文庫
“
湧水
(
わきみず
)” の例文
ところどころには
湧水
(
わきみず
)
もあり、又みちの砂だってまっ白で平らでしたから耕一は今日も
足駄
(
あしだ
)
をぬいで傘と
一緒
(
いっしょ
)
にもって歩いて行きました。
風野又三郎
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
と、すぐその榎の根の
湧水
(
わきみず
)
に、きように褄を膝に挟んで、うつむけにもならず尋常に二の腕をあらわに
挿入
(
さしい
)
れた。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
水はごくいい
湧水
(
わきみず
)
にかぎる、それも新鮮な
処
(
ところ
)
にかぎる、すこし置いたんじゃもうバクテリアが入るからね、空気は高山や森のだけ吸い給え、町のはだめだ。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
小十郎がすぐ下に
湧水
(
わきみず
)
のあったのを思い出して少し山を降りかけたら
愕
(
おどろ
)
いたことは母親とやっと一歳になるかならないような子熊と二
疋
(
ひき
)
ちょうど人が額に手をあてて遠くを
なめとこ山の熊
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
あれは
合理的
(
ごうりてき
)
だと思う。
湧水
(
わきみず
)
がないので、あのつつみへ
漬
(
つ
)
けた。
氷
(
こおり
)
がまだどての
陰
(
かげ
)
には浮いているからちょうど
摂氏零度
(
せっしれいど
)
ぐらいだろう。十二月にどてのひびを
埋
(
う
)
めてから水は六分目までたまっていた。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“湧水”の意味
《名詞》
地中から水が湧き出ること。また、その水。湧き水。
(出典:Wiktionary)
“湧水”の解説
湧水(ゆうすい)は、地下水が地表に自然に出てきたもののことである。湧き水(わきみず)や泉(いずみ)、湧泉(ゆうせん)ともいう詳しくは、わき出る場所が「湧泉」、わき出た水が「湧水」、わき出る作用が「湧出」であるが、湧水と湧泉は混同して使われることが多い。。大規模な湧水はそのまま川の源流となることもある。
(出典:Wikipedia)
湧
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“湧”で始まる語句
湧
湧出
湧上
湧起
湧立
湧然
湧返
湧井
湧井郷
湧金門