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湧然
ふりがな文庫
“湧然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうぜん
88.9%
ようぜん
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうぜん
(逆引き)
そのうちに、おのずから
湧然
(
ゆうぜん
)
として味がわかってくる。そういうやり方が、先生と一座していると、自然にうつってくるのであった。
露伴先生の思い出
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
それとともにお艶に対する新しい憐憫が
湧然
(
ゆうぜん
)
とこころをひたして、眼頭おのずから熱しきたるのを禁じ得なかった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
湧然(ゆうぜん)の例文をもっと
(8作品)
見る
ようぜん
(逆引き)
構内は人影も
疎
(
まば
)
らなほどの裏淋しさ、
象徴樹
(
トピアリー
)
の
籬
(
まがき
)
が揺れ、枯枝が走りざわめいて、その中から、
湧然
(
ようぜん
)
と捲き起ってくるのが、礼拝堂で行われている、
御憐憫
(
ミセリコルディア
)
の合唱だった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
湧然(ようぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“湧然”の意味
《名詞》
水などが涌出すること。
声が沸き起こること。
(出典:Wiktionary)
湧
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“湧”で始まる語句
湧
湧出
湧上
湧起
湧立
湧水
湧返
湧井
湧井郷
湧金門
“湧然”のふりがなが多い著者
高神覚昇
長与善郎
倉田百三
ロマン・ロラン
小栗虫太郎
和辻哲郎
林不忘
岡本かの子