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ようぜん
ふりがな文庫
“ようぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヨウゼン
語句
割合
窅然
29.4%
杳然
23.5%
窈然
17.6%
涌然
11.8%
姚善
5.9%
幼蝉
5.9%
湧然
5.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窅然
(逆引き)
負えるあり、
抱
(
いだ
)
けるあり、
児孫
(
じそん
)
を愛するが如し。松のみどり
濃
(
こま
)
やかに、
枝葉
(
しよう
)
汐風
(
しおかぜ
)
に吹きたわめて、屈曲おのずからためたる如し。そのけしき
窅然
(
ようぜん
)
として美人の
顔
(
かんばせ
)
を
粧
(
よそお
)
う。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ようぜん(窅然)の例文をもっと
(5作品)
見る
杳然
(逆引き)
昔しの人は
想
(
そう
)
こそ
無上
(
むじょう
)
なれと説いた。
逝
(
ゆ
)
く水は日夜を捨てざるを、いたずらに真と書き、真と書いて、去る波の今書いた真を今
載
(
の
)
せて
杳然
(
ようぜん
)
と去るを思わぬが世の常である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ようぜん(杳然)の例文をもっと
(4作品)
見る
窈然
(逆引き)
この時館の中に「黒し、黒し」と叫ぶ声が
石堞
(
せきちょう
)
に
響
(
ひびき
)
を
反
(
かえ
)
して、
窈然
(
ようぜん
)
と遠く鳴る
木枯
(
こがらし
)
の如く伝わる。やがて河に臨む水門を、天にひびけと、
錆
(
さ
)
びたる鉄鎖に
軋
(
きし
)
らせて開く音がする。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ようぜん(窈然)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
涌然
(逆引き)
だが、また、その声を聞くと、普通のいのちの附根を哀れに絞り千切られたあと、別のいのちが、附根から芽生え出して来たものが
忿懣
(
ふんまん
)
やら
慈
(
いつく
)
しみの心やらを伴って
涌然
(
ようぜん
)
と沸き立つのを覚えた。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ようぜん(涌然)の例文をもっと
(2作品)
見る
姚善
(逆引き)
礼部尚書
(
れいぶしょうしょ
)
陳廸
(
ちんてき
)
、
刑部
(
けいぶ
)
尚書
暴昭
(
ぼうしょう
)
、
礼部侍郎
(
れいぶじろう
)
黄観
(
こうかん
)
、
蘇州
(
そしゅう
)
知府
(
ちふ
)
姚善
(
ようぜん
)
、
翰林
(
かんりん
)
修譚
(
しゅうたん
)
、
王叔英
(
おうしゅくえい
)
、
翰林
(
かんりん
)
王艮
(
おうごん
)
、
淅江
(
せっこう
)
按察使
(
あんさつし
)
王良
(
おうりょう
)
、
兵部郎中
(
へいぶろうちゅう
)
譚冀
(
たんき
)
、
御史
(
ぎょし
)
曾鳳韶
(
そうほうしょう
)
、
谷府長史
(
こくふちょうし
)
劉璟
(
りゅうけい
)
、其他数十百人、
或
(
あるい
)
は屈せずして殺され
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ようぜん(姚善)の例文をもっと
(1作品)
見る
幼蝉
(逆引き)
老蝉
(
ろうぜん
)
幼蝉
(
ようぜん
)
みんみん共鳴す
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ようぜん(幼蝉)の例文をもっと
(1作品)
見る
湧然
(逆引き)
構内は人影も
疎
(
まば
)
らなほどの裏淋しさ、
象徴樹
(
トピアリー
)
の
籬
(
まがき
)
が揺れ、枯枝が走りざわめいて、その中から、
湧然
(
ようぜん
)
と捲き起ってくるのが、礼拝堂で行われている、
御憐憫
(
ミセリコルディア
)
の合唱だった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ようぜん(湧然)の例文をもっと
(1作品)
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