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汐風
ふりがな文庫
“汐風”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しおかぜ
91.7%
しほかぜ
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しおかぜ
(逆引き)
しばらくすると、どーんと銃声一発
汐風
(
しおかぜ
)
ふく暗い洋上の空気をゆりうごかした。
射程
(
しゃてい
)
はわずかに百メートルぐらいだから、見事に命中である。
幽霊船の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この黒塀の
側
(
そば
)
の
小溝
(
こみぞ
)
に添うて、とぼとぼと赤羽橋の方へやって来た、眼の前には芝
山内
(
さんない
)
の森が高く黒い影を現しておる、
後
(
うしろ
)
の方から吹いて来る
汐風
(
しおかぜ
)
が
冷
(
ひ
)
やつくので
白い蝶
(新字新仮名)
/
岡田三郎助
(著)
汐風(しおかぜ)の例文をもっと
(11作品)
見る
しほかぜ
(逆引き)
汐風
(
しほかぜ
)
兩
(
りやう
)
の
頬
(
ほ
)
を吹きて、呼吸漸く
鎭
(
しづ
)
まり、彼方の岸に登りしときは、心も頗るおちゐたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
我は
自
(
みづか
)
ら面の
灼
(
や
)
くが如く目の血走りたるを覺えて、
巾
(
きれ
)
を
鹹水
(
しほみづ
)
に
漬
(
ひた
)
して額の上に加へ、又水を
渡
(
わた
)
り來る
汐風
(
しほかぜ
)
の
些
(
すこ
)
しをも失はじと、衣の
鈕
(
ボタン
)
を
鬆開
(
しようかい
)
せり。されど到る處皆火なるを
奈何
(
いかに
)
せん。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
汐風(しほかぜ)の例文をもっと
(1作品)
見る
汐
漢検準1級
部首:⽔
6画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“汐”で始まる語句
汐
汐留
汐時
汐干
汐干狩
汐汲
汐入
汐路
汐鳴
汐水
“汐風”のふりがなが多い著者
徳田秋声
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
谷崎潤一郎
島崎藤村
林芙美子
太宰治
海野十三
山本周五郎
泉鏡花