“汐干狩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しおひがり60.0%
しおひが30.0%
しほひがり10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物見遊山ものみゆさんもうしてもそれはいたって単純たんじゅんなもので、普通ふつうはお花見はなみ汐干狩しおひがり神社仏閣詣じんじゃぶっかくもうで……そんなこと只今ただいまたいした相違そういもないでしょうが
汐干狩しおひがり、海水浴など、遊びに来る都会の客たちから「うまくせしめる」習慣がついているので、その冷たく鈍い眼や、狡猾そうな口つきの裏には、いつでも朴訥ぼくとつな表情をつくり
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
三社祭さんじやまつりをりいと或年あるとし踊屋台をどりやたいへ出て道成寺だうじやうじを踊つた。町内一同で毎年まいとし汐干狩しほひがりく船の上でもおいとはよく踊つた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)