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汐干狩
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しおひがり
ふりがな文庫
“
汐干狩
(
しおひがり
)” の例文
物見遊山
(
ものみゆさん
)
と
申
(
もう
)
してもそれは
至
(
いた
)
って
単純
(
たんじゅん
)
なもので、
普通
(
ふつう
)
はお
花見
(
はなみ
)
、
汐干狩
(
しおひがり
)
、
神社仏閣詣
(
じんじゃぶっかくもう
)
で……そんな
事
(
こと
)
は
只今
(
ただいま
)
と
大
(
たい
)
した
相違
(
そうい
)
もないでしょうが
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
三社祭
(
さんじゃまつり
)
の折お糸は或年
踊屋台
(
おどりやたい
)
へ出て
道成寺
(
どうじょうじ
)
を踊った。町内一同で
毎年
(
まいとし
)
汐干狩
(
しおひがり
)
に行く船の上でもお糸はよく踊った。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「ちょっと見ろよ」と栄二は海のほうへ顎をしゃくった、「もう
汐干狩
(
しおひがり
)
をやってるぜ」
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
時候は立春、
暮春
(
ぼしゅん
)
、
余寒
(
よかん
)
、
暖
(
あたたか
)
、
麗
(
うらら
)
、
長閑
(
のどか
)
、
日永
(
ひなが
)
の類をいふ。人事は
初午
(
はつうま
)
、
二日灸
(
ふつかきゅう
)
、
涅槃会
(
ねはんえ
)
、
畑打
(
はたうち
)
、
雛祭
(
ひなまつり
)
、
汐干狩
(
しおひがり
)
の類をいふ。天文は春雪、雪解、春月、春雨、霞、
陽炎
(
かげろう
)
の類をいふ。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
昔こゝ
六浦
(
むつら
)
とよばれ
汐干狩
(
しおひがり
)
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
▼ もっと見る
乗合自動車は境川の停留場から葛西橋をわたって、一方は江戸川堤、一方は浦安の方へ往復するようになった。そして車の中には桜と
汐干狩
(
しおひがり
)
の時節には、弁当付往復賃銭の割引広告が貼り出される。
放水路
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
汐
漢検準1級
部首:⽔
6画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
狩
常用漢字
中学
部首:⽝
9画
“汐干”で始まる語句
汐干
汐干潟
汐干船