“雛祭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひなまつり81.8%
ひなまつ18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三月が来れば雛祭ひなまつりの根原などと、きまりきったことを毎年くりかえしていたのでは、観光団の通弁にはなっても、考える人の役には立たぬだろう。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それは三月の四日、雛祭ひなまつりもいよ/\昨日で濟んで、女の子にはこの上もなくうら淋しいが、はなやかな日でした。
先祖は十八大通じゅうはちだいつうといわれた江戸の富豪で、また風流人の家筋に当り、三月の雛祭ひなまつりには昔の遺物の象牙ぞうげ作りの雛人形が並べられた。
蝙蝠 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
先祖は十八大通じゅうはちだいつうといはれた江戸の富豪で、また風流人の家筋に当り、三月の雛祭ひなまつりには昔の遺物の象牙ぞうげ作りの雛人形が並べられた。
蝙蝠 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)