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雛妓
ふりがな文庫
“雛妓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おしゃく
48.2%
おしやく
19.6%
しゃく
10.7%
すうぎ
10.7%
こども
7.1%
したじっこ
1.8%
はんぎよく
1.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おしゃく
(逆引き)
「ゆうべ、この千吉の妹のやつが、殺されたんです。いつぞやお話し申し上げた、柳橋から
雛妓
(
おしゃく
)
に出ていたお
半
(
はん
)
という
美
(
い
)
い
娘
(
こ
)
です」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雛妓(おしゃく)の例文をもっと
(27作品)
見る
おしやく
(逆引き)
雛妓
(
おしやく
)
達が若い張りのある聲で『いつちく、たつちく太右衞門どん——』を繰り返しました。鬼にされたのは白旗直八。
銭形平次捕物控:054 麝香の匂ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
雛妓(おしやく)の例文をもっと
(11作品)
見る
しゃく
(逆引き)
お
雛妓
(
しゃく
)
のかの子であることが
直
(
す
)
ぐ思い出された。わたくしは起き上って、急いで玄関へ下りてみた。お雛妓のかの子は、わたくしを見ると
老婢
(
ろうひ
)
に
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
雛妓(しゃく)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
すうぎ
(逆引き)
左に
雛妓
(
すうぎ
)
を従へ、
猥褻
(
わいせつ
)
聞くに堪へざるの俚歌を高吟しつつ、
傲然
(
がうぜん
)
として
涼棚
(
りやうはう
)
の上に
酣酔
(
かんすゐ
)
したる、かの肥大
豕
(
ゐ
)
の如き満村恭平をも記憶す可し。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
雛妓(すうぎ)の例文をもっと
(6作品)
見る
こども
(逆引き)
雛妓
(
こども
)
たちが、やっと、相顧みてささやき合うたのも無理のないところでしたが、その死人が、やがてまた口を
利
(
き
)
き出しました
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
雛妓(こども)の例文をもっと
(4作品)
見る
したじっこ
(逆引き)
私が芝居町で
芸妓
(
げいしゃ
)
をして居た時分に、まだ私が十五六で
雛妓
(
したじっこ
)
で居た時分からお前さんに岡惚をして居て、
皆
(
みんな
)
に
嬲
(
なぶ
)
られて居る
中
(
うち
)
に、一度が二度逢引をすると
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
雛妓(したじっこ)の例文をもっと
(1作品)
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はんぎよく
(逆引き)
左様
(
さやう
)
ですつてネ、
雛妓
(
はんぎよく
)
を
落籍
(
ひか
)
して、月々五十円の仕送りする
交際
(
つきあひ
)
も、近頃外国で発明されたさうですから——
我夫
(
あなた
)
、明日の教会の
親睦会
(
しんぼくくわい
)
は御免を蒙ります、天長節は歌舞伎座へ行くものと
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
雛妓(はんぎよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“雛妓”の意味
《名詞》
まだ一人前でない芸妓。
(出典:Wiktionary)
雛
漢検準1級
部首:⾫
18画
妓
漢検準1級
部首:⼥
7画
“雛”で始まる語句
雛
雛鳥
雛形
雛罌粟
雛壇
雛鶏
雛様
雛段
雛菊
雛芥子
“雛妓”のふりがなが多い著者
加能作次郎
徳冨蘆花
小山内薫
久米正雄
木下尚江
上司小剣
倉田百三
三遊亭円朝
岡本かの子
中里介山