“雛鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひなどり82.1%
ひな7.1%
ひよっこ7.1%
ひよ3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある学者が二軒の小鳥屋についてカナリヤが生む雛鳥ひなどりの雌雄の数を調べてみた処、甲の家では雌百に対し雄が七十七であったが
話の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
きながら、雛鳥ひなしてきました。それはばかにおおきくて、ぶきりょうでした。母鳥ははどりはじっとそのつめていましたが、突然とつぜん
その中に鶉の生きたのがいっぱい這入はいって雛鳥ひよっこを詰めたようにむくむく動いている。発車の時間に少し間があったので、田中君は籠のそばへ行って所有主と談判を始めた。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「おい。雛鳥ひよッ子たち。ちょっと待ちな」
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)