『話の種（はなしのたね）』

給仕人は電気 今春米国モンタナの工科大学で卒業生のために祝宴を開いた時、ボーイの代りに電気を使って御馳走した。一列に並べた食卓の真中に二条のレールを据え付け、この上を御馳走を満載した可愛らしい電車が徐々と進行する。卓の両側に陣取った御客様の …

著者	寺田寅彦
ジャンル	自然科学 > 自然科学 > 論文集 評論集 講演集
初出	「東京朝日新聞」1907（明治40）年9月～1908（明治41）年10月（不定期88回連載）
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約1時間2分（500文字/分）
朗読目安時間	約1時間43分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

凝（かたま） 時計（クロノメーター） 異（かわ） 綬（リボン） 障（さえぎ） 風向（ふうこう） 一番（ひとつがい） 清水（せいすい） 漁（りょう） 遊船（ヨット） 海馬（セイウチ） 畏（かしこま） 癒（いや） 礬土（アルミナ） 聖（セント） 距（はな） 骸炭（コークス） 何処（いずこ） 処々（しょしょ） 剥（む） 啄（つつ） 宜（よ） 害（そこな） 思（おぼ） 浬（かいり） 点（とも） 燻（いぶ） 眩惑（めまい） 穿（うが） 褪（さ） 象（かたど） 遁（に） 際（ぎわ） 需（もとめ） 食餌（えさ） 丁幾（チンキ） 不断（ふだん） 中（うち） 予（あらかじ） 人参（にんじん） 僥倖（ぎょうこう） 入（い） 勢力（エネルギー） 匙（さじ） 召（め） 叺（かます） 呼気（いき） 和蘭（オランダ） 嗜（たしな） 嘴（くちばし） 土器（かわらけ） 基督（キリスト） 墺国（オーストリア） 夥（おびただ） 対照（コントラスト） 少時（しばらく） 尻尾（しっぽ） 巡邏（じゅんら） 幾何（いくばく） 幾那（キニーネ） 弧灯（アークとう） 徐々（そろそろ） 悉皆（しっかい） 悪戯（いたずら） 悪阻（つわり） 惹（ひ） 我邦（わがくに） 截断（せつだん） 所在（ありか） 拳固（げんこ） 拵（こしら） 捕蚤（ほそう） 撒（ま） 播（ま） 播種（はしゅ） 斃（たお） 斯学（しがく） 杜鵑（ほととぎす） 棲所（すみか） 椰子（やし） 槌（つち） 樅（もみ） 氷柱（つらら） 流行（はや） 海鰻（あなご） 溝渠（こうきょ） 漆喰（しっくい） 漉（こ） 烈（はげ） 烏賊（いか） 焚（た） 煤（すす） 犢（こうし） 狐猿（きつねざる） 狼瘡（ろうそう） 猩々（しょうじょう） 猿猴（えんこう） 瓦斯（ガス） 生憎（あいにく） 畢竟（ひっきょう）