“狐猿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きつねざる50.0%
レムール50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろいろの動物について試験してみると、蛇を怖れるは猿猴えんこうの類に限る、但しその中で狐猿きつねざるという一種のみは蛇をしかけても平気だという。
話の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
臭猫くさねこが茨を潜りながら狐猿レムールの隠れた同じ穴へ周章あわてふためいて飛び込んだり、群れて遊んでいた手長猿が一度にギャッと叫びながら枝から枝へ遁がれたりした。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)