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狐色
ふりがな文庫
“狐色”の読み方と例文
読み方
割合
きつねいろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きつねいろ
(逆引き)
小屋の前の亜麻をこいだ所だけは、こぼれ種から生えた細い茎が青い色を見せていた。跡は小屋も畑も霜のために白茶けた鈍い
狐色
(
きつねいろ
)
だった。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
醤油をたっぷりつけて
狐色
(
きつねいろ
)
にこんがり焼けてふくれているところなぞ、いかにもうまそうだったが、買う気は起らなかった。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
程よく焼けて焦げた皮をそっくり
剥
(
は
)
ぎ、
狐色
(
きつねいろ
)
になった中身の
雫
(
しずく
)
を切って、
花鰹
(
はながつお
)
をたっぷりかけるのですが、その
鰹節
(
かつおぶし
)
や
醤油
(
しょうゆ
)
は
上品
(
じょうぼん
)
を選ぶのでした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
狐色(きつねいろ)の例文をもっと
(14作品)
見る
狐
漢検準1級
部首:⽝
9画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
色の漢字
鼠色
黒
黄色
黄緑
黄櫨染
黄
鶯茶
鶯色
鴇色
鳶色
鬱金色
韓紅
青竹色
青
雄黄
雀色
鈍色
路考茶
赤
象牙色
...
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