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花鰹
ふりがな文庫
“花鰹”の読み方と例文
読み方
割合
はながつお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はながつお
(逆引き)
程よく焼けて焦げた皮をそっくり
剥
(
は
)
ぎ、
狐色
(
きつねいろ
)
になった中身の
雫
(
しずく
)
を切って、
花鰹
(
はながつお
)
をたっぷりかけるのですが、その
鰹節
(
かつおぶし
)
や
醤油
(
しょうゆ
)
は
上品
(
じょうぼん
)
を選ぶのでした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
終
(
しまい
)
には絹
手帕
(
ハンケチ
)
も鼻を
拭
(
か
)
んで捨て、香水は惜気もなく
御紅閨
(
おねま
)
に振掛け、気に入らぬ髪は
結立
(
ゆいたて
)
を
掻乱
(
かきこわ
)
して二度も三度も結わせ、夜食好みをなさるようになって、
糠味噌
(
ぬかみそ
)
の新漬に
花鰹
(
はながつお
)
をかけさせ
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
利助もいつの間にか帰ってる、お町は白粉を利助に渡して自分は手軽に酒の用意をした、見ると大きな
巾着
(
きんちゃく
)
茄子を二つ三つ丸ごと焼いて、うまく皮を
剥
(
む
)
いたのへ、
花鰹
(
はながつお
)
を振って醤油をかけたのさ
姪子
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
花鰹(はながつお)の例文をもっと
(3作品)
見る
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
鰹
漢検準1級
部首:⿂
22画
“花鰹”で始まる語句
花鰹節
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島崎藤村