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『姪子』
ふりがな文庫
『
姪子
(
めいご
)
』
麦搗も荒ましになったし、一番草も今日でお終いだから、おとッつぁん、熱いのに御苦労だけっと、鎌を二三丁買ってきてくるっだいな、此熱い盛りに山の夏刈もやりたいし、畔草も刈っねばなんねい……山刈りを一丁に草刈りを二丁許り、何処の鍛冶屋でもえいから …
著者
伊藤左千夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「アララギ」1909(明治42)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
狂
(
あば
)
白粉
(
しろこ
)
別
(
わ
)
為
(
し
)
活
(
いか
)
麦搗
(
むぎつき
)
許
(
ばか
)
荒
(
あら
)
花蓙
(
はなむしろ
)
経
(
へ
)
終
(
しま
)
素
(
す
)
宛
(
ずつ
)
剥
(
む
)
蕎麦
(
そば
)
竈
(
かまど
)
冠
(
かぶ
)
兼
(
かね
)
其外
(
そのほか
)
綺麗
(
きれい
)
繋
(
つな
)
膚足
(
ぱだし
)
億劫
(
おっくう
)
花鰹
(
はながつお
)
茄子
(
なす
)
何処
(
どこ
)
莞爾
(
にっこり
)
蔭
(
かげ
)
石臼
(
いしうす
)
蜩
(
ひぐらし
)
表手
(
おもて
)
了簡
(
りょうけん
)
詞
(
ことば
)
身上
(
しんしょう
)
這入
(
はい
)
鞴場
(
ふいごば
)
頻
(
しき
)
饂飩
(
うどん
)
鯛
(
たい
)
鰌
(
どじょう
)
鶏頭
(
けいとう
)
一寸
(
ちょっと
)
斑
(
まだら
)
塵
(
ちり
)
夏刈
(
なつがり
)
可笑
(
おか
)
小摺
(
こす
)
尖口
(
とんがりぐち
)
巾着
(
きんちゃく
)
平目
(
ひらめ
)
往
(
い
)
惣領
(
そうりょう
)
拵
(
こしら
)
挽
(
ひ
)
措
(
お
)
摺縁
(
すりえん
)
喫驚
(
びっくり
)
明放
(
あけはな
)
未
(
いま
)
柄杓
(
ひしゃく
)
次手
(
ついで
)
此
(
この
)
汲
(
く
)
博打
(
ばくち
)
南瓜
(
かぼちゃ
)
甥子
(
おいご
)
畔草
(
あぜくさ
)
癪
(
しゃく
)
処
(
ところ
)