“鰌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どじょう75.6%
どぜう14.6%
どぢやう6.1%
どじよう2.4%
うなぎ1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が居たらえたそうに見える。丸太ぐるみ、どか落しでげた、たった今。……いや、遁げたの候の。……あかにも恥じよかし。
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
與吉時々つてた。おつぎは衣物になるのをりながらそれでも威勢よく田圃してやつた。子供等から
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
いや、んだのの、瓜井戸はべたりだが、江戸ものはコロリとるわ、で、葛西に、栗橋北千住を、白魚つて、でた。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
三味線きて折々わがるもの、溝川を捕ふるもの、附木草履などぎに来るものだちは、皆このどもが母なり、父なり、祖母などなり。
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「うの字が同じだから、を食うと共食いになるって、かあちゃんがかつぐんだ」
ちゃん (新字新仮名) / 山本周五郎(著)