“鰌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どじょう78.2%
どぜう12.8%
どぢやう6.4%
どじよう2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
栂の尾から余等は広沢ひろさわの池をて嵐山に往った。広沢の池の水がされて、ふなや、どじょうが泥の中にばた/\して居た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
物を食うにもさけでもどじょうでもよい、沢庵たくあんでも菜葉なっぱでもよく、また味噌汁みそしるの実にしてもいもでも大根でもよい。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
スパイはいつでもいそうなところにいないことは、柳の下のどじょうと同じことだから、なおさら、われわれは細心に注意しなければなるまい。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
かれあまりによろこんでさわいでひよつとするとあぶなもとでどぜうにはおとことがある。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
こひともおもふが、ちつこい。どぜうでは可笑をかしかんべい。ふなひとこさへてせつせえ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そして万が一にも柳の下にどぜうがゐて、此の映画が再び洋行する事が出来たなら、その時こそ、多少なりとも、日本の美しい心が判つて貰へるやうにと、願ひ且つ心掛けてゐるのである。
日本趣味映画 (新字旧仮名) / 溝口健二(著)
どぢやう沼津ぬまづをやがてぎて、富士驛ふじえきで、人員じんゐんは、はじめてうごいた。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
義輔 「冗談ぢやないぜ。平中が天才と一しよになるなら、この池のどぢやうも竜になるだらう。」
好色 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
たまらねえ、こりや大變たいへん日南水ひなたみづだ。行水盥ぎやうずゐだらひどぢやうかうとふんだ、後生ごしやうしてくんねえ、番頭ばんツさん。」
銭湯 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
三味線さみせんきて折々おりおりわがかどきたるもの、溝川みぞかわどじようを捕ふるもの、附木つけぎ草履ぞうりなどひさぎに来るものだちは、皆このどもが母なり、父なり、祖母などなり。
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
蛙もどじよう
朝おき雀 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)