“持”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
77.1%
もち6.6%
5.3%
もっ3.6%
もつ3.6%
もた1.3%
もて0.7%
たも0.5%
0.5%
0.5%
(他:1)0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“持”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸53.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)46.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語6.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その不愉快さのうちには、お秀を通して今後自分達の上にきたされそうに見える葛藤かっとうさえ織り込まれていた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「うん。ぼく、このトパァスをはんけちへいっぱいってこうか。けれど、トパァスよりはダイアモンドの方がいいかなあ」
——つまり、この一軒家も、そこの旅籠屋のもちで、朝夕ちょうせきの食事も、向うの台所から運んで来ることになっている。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其時のうごかしかたで、白眼しろめ一寸ちよつとちらついて、相手あいてに妙な心もちをさせる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
この程度に、生活をしていることは、彼としては、かなり自戒を保って、生れ変ったほど、身を修めているつもりなのである。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれは、にんを守って人とり、にんして、強国の間に生き、忍にって今日の位置を築いた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから下ノ関の渡場わたしばを渡て、船場屋せんばやさがし出して、兼て用意のにせ手紙をもっいった所が
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
旅をすれば金がる、金がれば金をもっくと云うごく簡単な話で、何万ドルラルだか知れない弗を
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
出やうがはやいと魔劫まごふれないから何時いつかはこれをもつて居るものにわざはひするものじや
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
かうえもの自分じぶんでばかしくちけつちやあのもなんだとおもつてもつたのよ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
このお千世の着ていたのは、しかしそれではなく、……清葉が自分のをもたして寄越よこしたのであることを、ここで言いたい。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
考えて見ればいくら叔母だって、わざわざ伊予紋まで鏡をもたして寄越よこすってことは容易でない。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「貴様と同じやうに俺は現実のことには面白味がもてないんだ、あゝツ!」
鶴がゐた家 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
又、泥障あおりかけもてきたれ、という。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その時から今日まで堅くその餞別をたもって居られる人もありまた居られぬ人もあるようですが、とにかくこれらの餞別は確かに私にとっては善い餞別でございました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
古人も「飲食は命をたもちて飢渇を療するの薬なりと思うべし」と言っておられる。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
かた國立こくりつ宗教しゆうきようし、ふか祖先そせんげふおもんず
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
叔子しゆくしけいする工夫くふうも亦こゝに在り。
ソギタテヤリカイテルモアリ、髪ハ掴ミ乱シテ、荒繩ノ鉢巻ナドムズト締メ、熊手、マサカリナド前後ヲカタメ、常ニ同行二十人バカリニテ押通ルヲ
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
マウけ題 よみてて来る歌どもを 神の御前に、ならべもてゆく﹆
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
番「どうも変やと思うていると、あんたお嬢さんが莫大のお金をって逃げやはった、それ故何うもわたいの思うには粂之助がお嬢さまを殺して金子かねを取って、其の死骸を池ン中へほうり込んだに違いないとう考えるのでおす」
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)