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持
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ぢ
ふりがな文庫
“
持
(
ぢ
)” の例文
之
(
これ
)
を
久
(
ひさ
)
しうして
景公
(
けいこう
)
、
使者
(
ししや
)
を
遣
(
や
)
り
(二〇)
節
(
せつ
)
を
持
(
ぢ
)
して
賈
(
か
)
を
赦
(
ゆる
)
す。((使者))
馳
(
は
)
せて
軍中
(
ぐんちう
)
に
入
(
い
)
る。
穰苴
(
じやうしよ
)
曰
(
いは
)
く、『
將
(
しやう
)
、
軍
(
ぐん
)
に
在
(
あ
)
れば、
君
(
きみ
)
の
令
(
れい
)
も
受
(
う
)
けざる
所
(
ところ
)
あり』
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
〔譯〕
周子
(
しうし
)
靜
(
せい
)
を
主
(
しゆ
)
とす、
心
(
こゝろ
)
本體
(
ほんたい
)
を守るを謂ふなり。
※説
(
づせつ
)
に、「
欲
(
よく
)
無し故に
靜
(
せい
)
」と
自註
(
じちゆう
)
す、
程伯氏
(
ていはくし
)
此
(
これ
)
に因つて天
理
(
り
)
人
欲
(
よく
)
の
説
(
せつ
)
有り。
叔子
(
しゆくし
)
敬
(
けい
)
を
持
(
ぢ
)
する
工夫
(
くふう
)
も亦
此
(
こゝ
)
に在り。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
傍
(
そば
)
にどんな
人
(
ひと
)
がゐるか
見向
(
みむ
)
きもしなかつた。
如何
(
いか
)
なるものが
外
(
そと
)
から
入
(
はひ
)
つて
來
(
き
)
ても、
全
(
まつた
)
く
注意
(
ちゆうい
)
しなかつた。
彼等
(
かれら
)
は
活
(
い
)
きた
彫刻
(
てうこく
)
の
樣
(
やう
)
に
己
(
おの
)
れを
持
(
ぢ
)
して、
火
(
ひ
)
の
氣
(
け
)
のない
室
(
へや
)
に
肅然
(
しゆくぜん
)
と
坐
(
すわ
)
つてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
相当
(
さうたう
)
な
身柄
(
みがら
)
の
家
(
いへ
)
に
育
(
そだ
)
つただけに青木さん
夫婦
(
ふうふ
)
は
相方
(
さうはう
)
共に品のいい十人
並
(
なみ
)
な
容姿
(
ようし
)
の
持主
(
もちぬし
)
で、
善良
(
ぜんりやう
)
な
性格
(
せいかく
)
ながらまた
良家
(
りやうか
)
の子らしい、矜
持
(
ぢ
)
と、
幾
(
いく
)
らか
見
(
み
)
えを
張
(
は
)
るやうな
氕質
(
きしつ
)
もそなへてゐた。
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
そのために、議論が唯の議論で続いてゐて、互にその主張を
持
(
ぢ
)
して、最終まで理解が来ないで物別れになる。かうした傾向は決して好いことではない。またいくらやつてもつまらないことである。
雨の日に
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
▼ もっと見る
乳
(
ちゝ
)
を
混
(
こん
)
ぜざる
濃茶
(
のうちや
)
を
喜
(
よろこ
)
び、
水
(
みづ
)
を
割
(
わ
)
らざる
精酒
(
せいしゆ
)
を
飮
(
の
)
み、
沈鬱
(
ちんうつ
)
にして
敢爲
(
かんい
)
、
堅
(
かた
)
く
國立
(
こくりつ
)
の
宗教
(
しゆうきよう
)
を
持
(
ぢ
)
し、
深
(
ふか
)
く
祖先
(
そせん
)
の
業
(
げふ
)
を
重
(
おも
)
んず、
工業
(
こうげう
)
甚
(
はなは
)
だ
盛
(
さかん
)
ならざるが
故
(
ゆゑ
)
に
中等社界
(
ちうとうしやくわい
)
の
存
(
そん
)
するところ
多
(
おほ
)
くは
粗朴
(
そぼく
)
なる
農民
(
のうみん
)
にして
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
つとめて公平な誠実な心の態度を
持
(
ぢ
)
さなければならない。
小説新論
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“持”を含む語句
心持
持上
気持
住持
矜持
金持
扶持
持出
癇癪持
家持
兇状持
持合
持来
御扶持
受持
所持
面持
迫持
岡持
維持
...