“身柄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みがら90.9%
がら9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舷の釘に彼の衣類きものと覚しき絣の切れ端が、残されていたのとで、死人の身柄みがらなり自殺の動機なりが分明したよし記されてありました。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
しかし、現に盗品をたずさえていたという当面の罪はまぬかれず、豊雄の身柄みがらは国守の役所にひきわたされて、牢に入れられた。
我は先口、汝は後なり、我は頼まれて設計つもりまで為たに汝は頼まれはせず、他の口から云ふたらばまた我は受負ふても相応、汝が身柄がらでは不相応と誰しも難をするであらう
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
汝はなんのゆかりもないなり、我は先口、汝は後なり、我は頼まれて設計つもりまでしたに汝は頼まれはせず、ひとの口から云うたらばまた我は受け負うても相応、汝が身柄がらでは不相応と誰しも難をするであろう
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)