“身分柄”の読み方と例文
読み方割合
みぶんがら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身分柄みぶんがら、贅澤な羅物うすものを着せた、男人形のやうに可愛らしい新太郎を抱き取つて、醫者よ、藥よといふ騷ぎ。
じつなんです。わたし主人しゆじんひますのが、身分柄みぶんがらにも似合にあはない、せゝツこましいひとでしてね。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)