“祖先”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
そせん	71.4%
みおや	23.8%
じいさん	4.8%

そせん

支那（しな）の内地（ないち）から出（で）るものと非常（ひじよう）によく似（に）てゐるので、どうしてもこれは支那人（しなじん）の祖先（そせん）が使用（しよう）したものらしく思（おも）はれるのであります。

博物館 (旧字旧仮名) ／ 浜田青陵(著)

みおや

祖先（みおや）のため、その子らがため、わけても子らの子がため、ただ唱へ南無妙法蓮華經、いとほしと口には宣（の）らね、嚴（いつ）かしさまたただならね、ひたぶるのこの親ごころ、その子我

白南風 (旧字旧仮名) ／ 北原白秋(著)

じいさん

昔の祖先（じいさん）たちが土下座をして大名の行列を拝んでいるところへ行って、今から後にはお大名だとか将軍様だとかいうものがなくなって

駅夫日記 (新字新仮名) ／ 白柳秀湖(著)

“祖先”の意味

《名詞》

ある生物の個体の、既に亡くなった数世代以前の血縁者全般のこと。

（生物学）進化分類学において、ある生物種の進化前の段階。
(出典:Wiktionary)

“祖先（先祖）”の解説

先祖（せんぞ）または祖先（そせん）とは、現代人の、既に亡くなった数世代以前の血縁者全般のこと。狭義では、直系の尊属を指す場合が多い。対義語は子孫、後裔（こうえい）、または末裔（まつえい）。
生物学的な側面では、進化分類学において、ある生物種の進化前の段階をしばしばこのように呼ぶ（ただし、この用法では「祖先」の方がよく使われる）。
(出典:Wikipedia)

祖	常用漢字 小５ 部首:⽰ 9画
先	常用漢字 小１ 部首:⼉ 6画