“祖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おや47.6%
オヤ28.6%
11.9%
みおや7.1%
おほおや2.4%
はは2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ天の下治らしめさむとせしほどに、平群へぐりの臣がおや、名は志毘しびの臣、歌垣うたがきに立ちて、その袁祁をけの命のよばはむとする美人をとめの手を取りつ。
われ/\のオヤたちの、此の国に移り住んだ大昔は、其を聴きついだ語部カタリベの物語の上でも、やはり大昔の出来事として語られて居る。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
むかしことわざに『ひともとづき、かみもとづく』とやらもうしてりますが、わたくしはこちらの世界せかいて、そのことわざただしいことにづいたのでございます。
おのれは俸禄ほうろくに飽きたりながら、兄弟はらから一属やからをはじめ、六七みおやより久しくつかふるものの貧しきをすくふわざをもせず、となりにみつる人のいきほひをうしなひ
この部族の功を賞してそのおほおやを祀られた廣田神社が八幡同體であること、夷三郎はこの八幡の眷族であり、部屬の民を象徴してゐるらしいこと等である。
新女優のはは川上貞奴とならずに堅気かたぎな家の細君であって、時折の芝居見物に鬱散うっさんする身となっていたかも知れない。
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)