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歌垣
ふりがな文庫
“歌垣”の読み方と例文
読み方
割合
うたがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うたがき
(逆引き)
かれ天の下治らしめさむとせしほどに、
平群
(
へぐり
)
の臣が
祖
(
おや
)
、名は
志毘
(
しび
)
の臣、
歌垣
(
うたがき
)
に立ちて
一
、その
袁祁
(
をけ
)
の命の
婚
(
よば
)
はむとする
美人
(
をとめ
)
の手を取りつ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
我邦
(
わがくに
)
の昔の「
歌垣
(
うたがき
)
」の習俗の真相は伝わっていないが、もしかすると、これと
一縷
(
いちる
)
の縁を
曳
(
ひ
)
いているのではないかという空想も起し得られる。
映画雑感(Ⅵ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
「
御子
(
みこ
)
が、
蝦夷
(
えびす
)
の娘と、馬糧倉の中で、昼間から、
歌垣
(
うたがき
)
のように、
交
(
ま
)
くわりしておられた。——相手もあろうによ、女奴と」
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
歌垣(うたがき)の例文をもっと
(7作品)
見る
“歌垣”の解説
歌垣(うたがき)とは、特定の日時に若い男女が集まり、相互に求愛の歌謡を掛け合う呪的信仰に立つ習俗。現代では主に中国南部からベトナムを経て、インドシナ半島北部の山岳地帯に分布しているほか、フィリピンやインドネシアなどでも類似の風習が見られる。古代日本の常陸筑波山などおいて、歌垣の風習が存在したことが、『万葉集』などから、うかがい知ることができる。
(出典:Wikipedia)
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
“歌”で始まる語句
歌
歌留多
歌舞伎
歌麿
歌妓
歌人
歌劇
歌舞伎座
歌曲
歌沢
“歌垣”のふりがなが多い著者
河口慧海
太安万侶
稗田阿礼
中里介山
木暮理太郎
吉川英治
寺田寅彦