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一縷
ふりがな文庫
“一縷”の読み方と例文
読み方
割合
いちる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちる
(逆引き)
然
(
しか
)
し、伸子にして見ると、このどうにもならない窮境を、どうにかして切抜けたいと、そこに
一縷
(
いちる
)
の望みを抱くのにも無理はなかった。
罠に掛った人
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
何故に僕等は知らず識らずのうちに
一縷
(
いちる
)
の血脈を相伝したか、——つまり何故に当時の僕は茂吉を好んだかと云ふことだけである。
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何かしら心の隅に
一縷
(
いちる
)
の望みが残っているような気がした。彼はそれをたしかめるまでは、この勝負をあきらめる気にはなれなかった。
黒蜥蜴
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
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“一縷”の意味
《名詞》
一筋の細い糸。
僅かにつながっていること。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
縷
漢検1級
部首:⽷
17画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
消領茶煙一縷清
“一縷”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
壺井栄
吉川英治
江戸川乱歩
夏目漱石
谷崎潤一郎
島崎藤村
倉田百三
甲賀三郎
作者不詳