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祖
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みおや
ふりがな文庫
“
祖
(
みおや
)” の例文
おのれは
俸禄
(
ほうろく
)
に飽きたりながら、
兄弟
(
はらから
)
一属
(
やから
)
をはじめ、
六七
祖
(
みおや
)
より久しくつかふるものの貧しきをすくふ
事
(
わざ
)
をもせず、となりに
栖
(
す
)
みつる人のいきほひをうしなひ
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
父親は太郎からそれを聞いて、「他よりあらわれなば、この家をも
絶
(
たや
)
されん、
祖
(
みおや
)
の
為
(
ため
)
子孫
(
のち
)
の為には、不孝の子一人
惜
(
おし
)
からじ、
明
(
あす
)
は訴え
出
(
い
)
でよ」と云って
大宮司
(
だいぐじ
)
の
許
(
もと
)
へ訴えさした。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
かれその
國主
(
こにきし
)
の子心奢りて、
妻
(
め
)
を
詈
(
の
)
りしかば、その女人の言はく、「およそ吾は、
汝
(
いまし
)
の
妻
(
め
)
になるべき女にあらず。吾が
祖
(
みおや
)
の國に行かむ」といひて、すなはち
竊
(
しの
)
びて
小
(
を
)
船に乘りて、逃れ渡り來て
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
日来
(
ひごろ
)
は
一七一
一
毛
(
まう
)
をもぬかざるが、何の
報
(
むくい
)
にてかう良からぬ心や出できぬらん。
一七二
他
(
ほか
)
よりあらはれなば此の家をも
絶
(
たや
)
されん。
祖
(
みおや
)
の為
子孫
(
のち
)
の為には、不孝の子一人惜しからじ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
五二
百姓
(
おたから
)
は
勤
(
つと
)
めて
穀
(
たなつもの
)
を出し、
工匠等
(
たくみら
)
修
(
つと
)
めてこれを助け、
商賈
(
あきびと
)
務
(
つと
)
めて
此
(
これ
)
を
通
(
かよ
)
はし、おのれおのれが
五三
産
(
なり
)
を
治
(
をさ
)
め家を富まして、
祖
(
みおや
)
を祭り
子孫
(
のち
)
を
謀
(
はか
)
る外、人たるもの何をか
為
(
な
)
さん。
諺
(
ことわざ
)
にもいへり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“祖”の意味
《名詞》
(おや) 事物のはじめ。元祖。
(おや) 自分よりも前の世代。
(ソ) 血統や一家系の最初の人。
(ソ) 一つの教え、流派、物事などを始めた人。元祖。
(出典:Wiktionary)
祖
常用漢字
小5
部首:⽰
9画
“祖”を含む語句
祖父
祖母
曾祖母
祖父様
曾祖父
先祖
道祖神
祖母様
遠祖
曽祖父
祖々
道祖
曽祖母
祖先
祖廟
大御祖
御祖母
宗祖
祖神
皇祖
...