“曽祖父”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひいじい40.0%
そうそふ20.0%
ひいじじい20.0%
ひこじい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とお祖父さんは曽祖父ひいじいさんがもっと長命だったそうだから確信がある。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
曽祖父そうそふだろう」と宗兵衛が答えた。
改訂御定法 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
祖母はお初と申しまして、お初の父——すなわちわたくしの曽祖父ひいじじいにあたる人は増右衛門、それがそのころの当主で、年は四十三四であったとか申します。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
呆気にとられて、挨拶をして、みな帰った。おれの曽祖父ひこじいが八方走りまわり、半蔵門の八戸の上邸から二百両ほど借りだしたが、それでは足らぬ。
ボニン島物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)