曽祖父ひこじい)” の例文
呆気にとられて、挨拶をして、みな帰った。おれの曽祖父ひこじいが八方走りまわり、半蔵門の八戸の上邸から二百両ほど借りだしたが、それでは足らぬ。
ボニン島物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)