“商賈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうこ69.0%
しやうこ20.7%
あきびと3.4%
しゃうこ3.4%
しょうか3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帯しむるに金枷きんかを以てす、商賈しょうこその国を経過するありて、まず祀らざれば人の衣裳を噛む、沙門の呪願を得れば他なきを獲、晋の釈道安
原註。「イル、カワリエル、セルヱンテ」又「チチスベオ」、今侍奉紳士とほんす。此俗とジエノワ府商賈しやうこより出づ。
五二百姓おたからつとめてたなつものを出し、工匠等たくみらつとめてこれを助け、商賈あきびとつとめてこれかよはし、おのれおのれが五三なりをさめ家を富まして、みおやを祭り子孫のちはかる外、人たるもの何をかさん。ことわざにもいへり。
そもそも自分が最初順化ユエの宮殿で皇帝に拝謁した時、一介の商賈しゃうこにすぎぬこの自分に、殿下はわざわざ手を差しのべて優渥なる握手を賜ったのである。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
蛭子は後に恵比寿神えびすがみとなり、今では田穀の神とさえあがめられているが、その前は商賈しょうか交易の保護者、もう一つ前には漁民の祭祀さいし当体とうたいであり
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)